Archive for 8月, 2012

枝雀の「六十一人目」

日曜日, 8月 12th, 2012

枝雀の「六十一人目」
今のところ、六十人の仲間に大きな変動はないと思います。と申しますのが、この六十
こそ私の落語のエッセンスとでも言えるものだからです。私が落語の世界を描くために使
う絵の具は、この六十人のおかげでほぼパレットに出そろったと思うのです。この絵の具
を混ぜあわせたり薄めたりして新しいネタに応用していけるはすです。少なくとも、私が
良しとする落語なら、この六十の絵り具で充分です。
もちろん、いつまでも自分の好きな、自分に合ったネタばかりやっているわけにはいき
ません。「地獄八景」のようにニンにないと思うものででも挑戦しなければいけないでしょ
う。私は、自分の絵の具で足りないのは、「知的な笑いの噺」と「色気のある噺」だ、と
思うのです。他にもぬけてるかもしれませんが、大きくはこのニつです。とりあえず、知
的」のほうは「地獄」でチャレンジさせてもらいましたんで、次は「色気のある噺」に挑
戦したいと考えています。

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桂枝雀師匠の「六十一人目」

日曜日, 8月 12th, 2012

桂枝雀師匠の「六十一人目」
「SR」も持ちネタというか守備範囲に入っています。これは、これから発展していく、
いう性質のものではありませんが、「こんな笑いもあるのだ」ということで持っていたい
ネタです。
小佐田定雄氏作の一連の新作落語群も財産のひとつです。小佐田氏の場合、私の得意と
する傾向を熟知しておられますので、安心して新しいものを演らせてもらえます。今まで
でも「雨乞源兵衛」「貧乏神」「幽霊の辻」「茶漬えんま」などを独演会でよく口演いた
してまして、これからも新しい作品を準備中とうかがっています。
同じく小佐田氏の協力を得まして、滅んだネタを復活したものもいくつかあります。
「さくらんぼ」「疝気の虫」「高倉狐」がこのグループです。

 

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